日銀の利上げ局面が定着し、企業の株主還元姿勢がより選別される時代を迎えています。自社株買いや累進配当を掲げる企業と、業績悪化で減配に追い込まれる企業の二極化が一段と加速しています。
しんきん好配当利回り株ファンドの今後の見通しとしては、国内金利上昇の恩恵を受ける金融株比率の高さなどが一定の追い風となるシナリオが考えられます。しかし、構造的な高コスト構造と過大分配による基準価額の押し下げ圧力が相殺してしまうリスクは根強く残ります。
保有中の方は、直近の運用報告書で「受取分配金のうち普通分配金の割合がどれだけあるか」を確認し、資産全体が増加しているかを厳しくチェックしてください。これから新規購入を検討している場合は、窓口のセールストークを鵜呑みにせず、トータルコストと期待リターンのバランスを冷静に比較することが肝要です。