我龍真吾のプロキャリアを語る上で絶対に外せないのが、伝説のパフォーマンス「我龍タイム」です。
これは試合の最終ラウンドの残り1分(または残り数分)になると、我龍が両ガードを完全に下げ、相手に対してノーガードでの打ち合いを要求する独自の合図。足を踏ん張り、互いに顔面へフルスイングのフックを叩き込み合う光景は、技術を超えた「魂の削り合い」として会場を熱狂の坩堝に巻き込みました。
多くの対戦相手がこの挑発を受けて立ち、凄まじい打撃戦を展開。この規格外のスタイルによって我龍は単なる強豪ファイターにとどまらず、興行を一人で沸かせられるトップエンターテイナーとしての地位を確立しました。
戦績面でも申し分なく、プロ通算50戦以上を経験し、世界タイトルを含む4冠を奪取。M-1ミドル級王座やWMAF世界ミドル級王座の獲得をはじめ、階級屈指のハードパンチャーたちと真っ向勝負を繰り広げた足跡は、キックボクシング史に刻まれています。