就職活動市場において、旧帝大の学歴はどれほど有利に働くのか。大手金融機関、外資系コンサルティングファーム、総合商社、メガテック企業の採用担当者らへの取材から見えてくるのは、「旧帝大ブランドは依然として強固なフリーパスである」という偽らざる現実です。
主要業界における学歴フィルターの通過実態
エントリーシート(ES)選考やWEBテストの段階で、旧帝大7校の学生が大学名のみを理由に足切りされる事例は皆無と言って差し支えありません。外資系戦略コンサルや投資銀行、大手総合商社のインターンシップ選考においても、旧帝大生は書類選考の最上位層として優遇措置を受けるケースが多数報告されています。
大手就職情報会社が公開する主要上場企業への実就職率データを見ても、東大・京大のみならず、北大・東北大・名大・阪大・九大の各校から日立製作所、三菱商事、ソニー、トヨタ自動車、NTTグループといった日本を代表するトップ企業へ毎年数百名規模の内定者が輩出されています。
理系大学院進学と推薦枠の圧倒的アドバンテージ
旧帝大理系学部の最大の強みは、大学院(修士課程)への進学率の高さです。工学部・理学部では75%〜85%以上の学生が大学院へ進学します。
大学院修了時には、教授推薦や学科推薦といった「旧帝専用枠」を活用して、研究開発職や高度技術職への就職活動を極めて有利に進めることが可能です。地方私立大学や一般国立大学の理系ではなかなか手に入らない強力な企業推薦網が、7大学には脈々と受け継がれています。