もう迷わない!心電図の貼り方と12誘導電極の位置・色の覚え方完全版

もう迷わない!心電図の貼り方と12誘導電極の位置・色の覚え方完全版

もう迷わない!心電図の貼り方と12誘導電極の位置・色の覚え方完全版に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

Q1:胸部誘導のV1・V2で「第4肋間」を見失った時の簡単なリカバリー方法はありますか?
A1:鎖骨の内側端から下へ滑らせて最初に触れる骨が「第1肋骨」、そのすぐ下が「第1肋間」です。そこから肋骨を一つずつ階段を降りるようにカウントダウンしてください。また、喉元の窪み(胸骨切痕)から約4〜5cm下にある骨の出っ張り(胸骨角)を触り、その真横が「第2肋骨」であることを利用するのが最も確実です。

Q2:四肢誘導のクリップは、手首・足首以外の場所に貼っても問題ありませんか?
A2:四肢の切断、ギプス固定、重度の熱傷などがある場合は、上腕部や大腿部、体幹部(Mason-Likar誘導法)に貼付することが認められています。ただし、標準的な四肢装着時と比べて波形の電位や軸が変化するため、カルテや検査用紙に「右上腕装着」など部位を明記する必要があります。

Q3:電極が剥がれやすい患者への効果的な対処法は?
A3:発汗が多い患者はアルコール綿で皮脂と汗を拭き取り、乾いたガーゼで完全に乾燥させてから貼付します。皮膚の角質が厚い高齢者には専用の研磨剤入りペースト(スキンピュア等)を使用し、体毛が濃い場合は患者の同意を得て医療用シェーバーで除毛を行うのが標準的処置です。

Q4:モニター心電図(3点誘導)の電極色は12誘導と同じ覚え方で良いですか?
A4:色の名前(赤・黄・緑)は共通していますが、貼る位置が異なります。3点誘導モニターでは一般的に「赤=右鎖骨下(第2肋間付近)」「黄=左鎖骨下」「緑=左下腹部(または左側胸部)」に貼ります。「赤・黄・緑」を信号機のように「右から左、そして下へ」流れるイメージで覚えると混同を防げます。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。