手頃な価格帯であっても、周囲に「チープな安物」という印象を与えないためには、素材と製造工程のディテールを厳しくチェックする必要があります。高見えシルバーピアスを選ぶ基準は次の3点に集約されます。
第1に、地金にシルバー925(スターリングシルバー)が採用されていることです。真鍮や合金にメッキを施しただけのプチプラシルバーアクセサリーは、特有の軽さや不自然なテカリがあり、使用とともにメッキが剥げて変色してしまいます。銀含有率92.5%の本物のシルバーは、手に取った瞬間の確かな重量感と、使い込むほどに味わいが増す経年変化(エイジング)を楽しめます。
第2に、陰影を際立たせる「燻し加工」のクオリティです。クロムハーツをはじめとするハード系アクセサリーの武骨さは、凹部分を黒く酸化させる仕上げによって生まれます。このコントラストが甘いと立体感が損なわれ、平坦で安っぽい印象になってしまいます。
第3に、ポスト(軸)やキャッチの精巧さです。ポスト部分に18Kコーティングやサージカルステンレス、あるいは純度の高いシルバーを採用している製品は、金属アレルギーを起こしにくく、日々の着脱による耐久性にも優れています。