伊予柑の外皮には、柑橘特有のリラックス効果や血流改善が期待される香り成分「リモネン」が極めて豊富に含まれています。農薬やワックスが気になる場合はタワシでしっかり水洗いし、ひと手間加えることで極上のスイーツに生まれ変わります。
1. ほろ苦さと甘みが絶妙な「自家製いよかんピール」
伊予柑の厚い皮はピール作りに最も適した素材の一つです。
- 外皮を5〜7mm幅の細切りにし、たっぷりの湯で3回ほど茹でこぼして余分な苦味を抜きます。
- 皮の水気を切り、皮の重量の70〜80%の砂糖と少量の水を加えて弱火で煮詰めます。
- 水分がなくなったらオーブンシートの上に重ならないよう並べ、半日〜1日自然乾燥させます。
- 仕上げにグラニュー糖をまぶすか、湯煎したビターチョコレートを半分コーティングすれば、本格的なオランジェット風ピールが完成します。
2. 果肉丸ごと使う「濃厚いよかんマーマレードジャム」
薄皮を剥いた果肉と細切りにした外皮を一緒に煮込むことで、ペクチンの力で自然なとろみがつき、香り高いジャムに仕上がります。砂糖の量は果肉と皮を合わせた総重量の40〜50%が目安です。仕上げに少量のレモン果汁を加えると、味がキュッと引き締まり、鮮やかなオレンジ色が保たれます。トーストはもちろん、ヨーグルトやローストポークのソースとしても抜群の相性を誇ります。