Expiration Dateの意味は賞味期限?英語表記の罠と正しい読み方

Expiration Dateの意味は賞味期限?英語表記の罠と正しい読み方

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まず押さえておきたいのが、expiration dateの読み方です。カタカナ転写では「エクスピレーション・デイト」(発音記号:ˌek.spəˈreɪ.ʃən deɪt)と読み、動詞「expire(満了する、息を引き取る)」の名詞形である「expiration」に「date(日付)」が組み合わさった言葉です。

ネット上では「expiration dateの意味=賞味期限」と解説されるケースが散見されますが、食品衛生および法規の観点から見るとこれは不正確です。実態として、expiration dateと賞味期限の違いは「美味しさの保証」か「安全限界の保証」かにあります。

英語圏における食品の期限表示は、主に以下の3層に分かれています。

  • Expiration Date(EXP):製品の効用や安全性が担保される「有効期限」。これ以降の摂取・使用は推奨されず、日本の区分では消費期限に最も近い概念です。
  • Use by Date:品質維持の最終リミットを示す「使用・消費期限」。expiration dateとほぼ同義として使われ、期限を過ぎた場合の健康被害リスクを警告します。
  • Best Before(Best if Used By):味や香りが最も優れている期間を示す賞味期限。「美味しく食べられる目安」であり、日数を過ぎても直ちに健康を害するわけではありません。

つまり、best beforeとの違いやuse by dateとの違いを整理すると、「expiration date」や「use by」と記された食品は、期限を過ぎたら速やかに廃棄を検討すべき安全基準ラインといえます。逆に「best before」であれば、保存状態が良ければ期限後も一定期間は問題なく消費できる余地が残されています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。