ネットの海で突如としてトレンド入りする「ラブホ全裸画像流出」という不穏なフレーズですが、そのラブホ全裸画像流出の真相を丹念に追跡取材していくと、典型的な拡散パターンが浮かび上がってきます。発端の多くは、深夜帯のX(旧Twitter)やネット掲示板の匿名スレッドに投稿された、画質の粗い数枚のスクリーンショットや真偽不明の告発ポストです。
今回の騒動におけるラブホ写真流出の経緯を時系列で整理すると、まずフォロワー数の多い暴露系アカウントやまとめインフルエンサーが「【緊急】大物配信者のプライベート写真が流出か」「ラブホテル内での無防備な全裸姿が流出」と煽り文句を添えて投稿。これに便乗した無数の捨てアカウントが「元ネタ動画のリンクはプロフから」「リツイートした人にDMで配布します」と連鎖的に拡散を広げ、わずか数時間でトレンド上位に押し上げられるという構図が確認されています。
しかし、取材班が提示されている画像データを詳細に画像検索エンジンやメタデータ解析にかけて検証したところ、流出とされる画像は数年前に海外の掲示板に投稿された無関係なコンテンツの切り抜きであったり、全く別の有料配信サイトのプレビュー画像を加工したものであったりするケースが全体の8割以上を占めていることが判明しました。「実物が存在する」と信じ込ませるための巧妙なトリミングとショッキングな見出しが一人歩きし、実体のない噂が肥大化していったのが実態です。