Q1:海外FA権を行使してメジャー移籍する場合、日本球団に補償は発生しますか?
A1:一切発生しません。国内FA移籍では選手の年俸ランク(A〜Cランク)に応じて金銭補償や人的補償が発生しますが、海外球団へ移籍する場合はNPBの補償規程の対象外となります。前所属球団には譲渡金も補償選手も入らないため、完全な無償流出となります。
Q2:ポスティングと海外FAでは、選手にとってどちらが有利ですか?
A2:一長一短があります。ポスティングは20代半ばの若さで挑戦できるため、超長期のメガディールを結びやすいメリットがあります。一方、海外FAは球団の許可が不要で全球団と自由に交渉でき、譲渡金がない分だけ球団の予算を直接選手年俸に向けさせやすい利点がありますが、30歳前後の高齢での移籍となるため契約年数が短くなりやすいデメリットがあります。
Q3:野手(打者)が海外FAでメジャー移籍するのは投手よりも難しいですか?
A3:極めて難易度が高いのが現状です。近年のMLBは投手の球速が急激に上昇しており、30代の日本人野手に対して「MLBのスピードボールと強烈な動く球に対応できるか」という点でスカウト陣が極めて懐疑的です。松井秀喜氏のような卓越した長打力や、確固たる選球眼、あるいは突出したディフェンス能力が証明されていない限り、高額のメジャー保証契約を勝ち取るのは困難とされています。