韓国語で「誕生日」は「생일(センイル)」、「祝う」は「축하하다(チュッカハダ)」と言います。これらを組み合わせた表現が基本となりますが、韓国社会では相手との年齢差や立場によって語尾や単語そのものが変化します。まずは最も基盤となる3つの基本表現を押さえましょう。
親しい友人や年下に対して使うカジュアルなタメ口(パンマル)が「생일 축하해(センイル チュッカヘ)」です。日本語の「誕生日おめでとう」に最も近いニュアンスで、日常会話やSNSのコメント欄で最も頻繁に飛び交う表現です。
少し丁寧さを加えたい場合や、親しい間柄の先輩、同僚に使うのが「생일 축하해요(センイル チュッカヘヨ)」です。「誕生日おめでとうございます」という柔らかい敬語表現(ヘヨ体)であり、失礼にならず親しみやすさを維持できる万能フレーズとして重宝されます。
一方、職場の上司や取引先、年配の親族など、明確な敬意を示すべき場面では「생일 축하드립니다(センイル チュッカドゥリムニダ)」を用います。「祝う」の謙譲表現である「드리다(ドゥリダ=差し上げる)」を用いたハムニダ体で、公式な場やビジネスシーンでも通用する最上級の祝福表現です。
発音のポイントとして、カタカナ表記では「チュッカヘ」と書かれますが、韓国語の連音化と激音化のルールにより「축하(チュク+ハ)」が合体して「チュッカ(chukkha)」という鋭い「カ」の音になります。「センイル・チュク・ハ・ヘ」と一文字ずつ区切らず、流れるように「センイルチュッカヘ」と発音することがネイティブらしく聞こえる秘訣です。