原子と元素の違いとは?もう迷わない「粒と種類」の超明快な見分け方

原子と元素の違いとは?もう迷わない「粒と種類」の超明快な見分け方

原子と元素の違いとは?もう迷わない「粒と種類」の超明快な見分け方とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

Q1:元素記号(H、He、Liなど)は、原子の記号とは呼ばないのですか?
A1:一般的には「元素記号」と呼びます。これは個々の粒子を表すというよりも、水素やヘリウムといった「元素の種類」を世界共通で表すためのアルファベット記号だからです。ただし、化学反応式などで「2H」と書いた場合は「水素原子が2個」を意味するため、文脈によって原子の数を表す道具としても機能します。

Q2:試験問題で「空気に含まれる酸素」と「水に含まれる酸素」の見分け方を聞かれたら?
A2:「空気に含まれる酸素」は、息として吸い込める気体の「単体(O₂という分子でできた物質)」を指します。一方、「水(H₂O)に含まれる酸素」は、水を構成している成分としての「元素」を指しています。実際に物質として取り出して単独で存在できる状態なら単体、化合物の一部として組み込まれている成分を指すなら元素と判断してください。

Q3:原子はこれ以上分割できないと習いましたが、素粒子に分けられるのでは?
A3:現代物理学では、原子は陽子・中性子・電子に分割でき、さらに陽子や中性子は「クォーク」という素粒子に分解できることが分かっています。しかし、「化学変化によってそれ以上分けることができず、物質の個性を保つ最小単位」という意味において、化学の領域では現在でも原子を物質構成の基本単位として定義しています。

Q4:地球上に存在する元素の種類は全部でいくつですか?
A4:国際純正・応用化学連合(IUPAC)が認めている元素は現在118種類です。原子番号1番の水素から92番のウランまでは基本的に天然に存在し(一部例外あり)、それ以降の重い元素の多くは人工的に合成された放射性元素です。周期表の第7周期までがすべて埋まり、現在も未発見の第8周期(119番以降)の合成研究が世界各地で進められています。 (出典: 原子 と 元素 の 違い(Yahoo!ニュース))

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。