自身の現在の髪質、ダメージ履歴、ライフスタイルに応じて、どちらを選択すべきかの客観的な判断マトリクスを提示します。
ストレートパーマが適している人
- 過去にかけたパーマ(スパイラル、ウェーブなど)を落として、元の直毛や緩やかな地毛に戻したい人
- 生まれつき強いうねりはないが、梅雨時などの湿気で毛先が少しボワッと広がるのを抑えたい人
- 縮毛矯正特有の「まっすぐ感」が苦手で、極力ナチュラルなボリュームダウンにとどめたい人
- 施術費用をできるだけ抑え、短時間の施術で済ませたい人
縮毛矯正が適している人
- 先天的な波状毛、捻転毛、強いうねりや縮毛があり、毎朝のアイロン作業から完全に解放されたい人
- 雨の日や汗をかいた瞬間、前髪やフェイスラインがうねってスタイルが崩れてしまう人
- 一度かけた部分には半永久的なストレート効果を求め、根元のみを定期的にケアしたい人
- 髪の表面に凹凸があり、光が乱反射してツヤが出にくい毛質を、均一な面で輝かせたい人
どちらの施術も極めて慎重になるべき人
- 過去にブリーチやハイライトを施している人:髪の内部強度が著しく低下しているため、薬剤を乗せた瞬間に断毛する危険性があります。受ける場合は酸性ストレートの専門店で詳細な毛髪診断を受けることが必須です。
- 数ヶ月以内にパーマをかける予定がある人:縮毛矯正をかけた髪は熱変性を起こしているため、後からデジタルパーマやコールドパーマを当ててもきれいなカールが出にくくなります。
なお、縮毛矯正をかける頻度の目安としては、ショートやメンズで2〜3ヶ月に1回、ミディアムで3〜4ヶ月に1回、ロングで半年〜1年に1回が髪の健康を維持するための黄金律です。毛先まで毎回全体をかけるのではなく、「伸びてきた根元の新生毛だけをリタッチする」ことが、5年後、10年後の髪密度を守る唯一の防壁となります。