地震や台風などの非常時に備えてカセットボンベを備蓄する家庭が増えていますが、放置したまま期限を切らしては意味がありません。防災備蓄を機能させる鍵は「ローリングストック(循環備蓄)」です。
普段から日常の鍋料理、キャンプ、庭でのBBQなどで古いものから順に消費し、消費した分だけ新しいボンベを買い足すサイクルを作れば、常に製造から2〜3年以内の安全なボンベを手元に維持できます。
また、保管環境によってもボンベの寿命は大きく変動します。以下の「保管場所の3大NG」を避けてください。
- NG1:車内や直射日光の当たる窓際(40℃以上になる場所)
内圧が上昇し、安全弁が作動するか最悪の場合は破裂します。 - NG2:シンク下・洗面所などの水回り(湿気の多い場所)
缶底の巻き締め部分から錆が発生し、穴あき・ガス漏れの原因になります。 - NG3:ファンヒーターや暖房器具の吹き出し口付近
温風が直接当たることで異常過熱を引き起こし、破裂事故の最大要因となります。
保管する際は、直射日光が当たらず、風通しの良い乾燥した冷暗所(棚の上段など)を選び、キャップを必ず装着した状態で立てて保管してください。