大ヒット作の完結後、メディアへの露出が控えめなことから動向が気泡のように消えたと誤解されがちですが、藤村緋二の現在は極めて多忙かつ刺激的な創作環境に身を置いています。公に運用されている藤村緋二公式Xアカウント(@DEART_Akeji)のプロフィールにおいて、本人が明記している現在の居住地はなんと「プーケット(タイ王国)」です。南国の風土に拠点を構えながら、日本の出版界最前線へ原稿を送り続けるデジタルノマド型漫画家の先駆けとなっています。
現在手掛けているタイトルは多岐にわたります。話題を呼んだビジネスSFのコミカライズ『もしも徳川家康が総理大臣になったら―絶東のアルゴナウタイ―』(原作:眞邊明人)をはじめ、特撮ファンを唸らせた『真の安らぎはこの世になく -シン・仮面ライダー SHOCKER SIDE-』、さらには現代社会の闇と救済に切り込む『カンテラ〜訪問精神科医 由留木照のカルテ〜』など、青年漫画から社会派ドラマまで驚異的な振り幅を見せています。
さらにクリエイターとしての社会的信頼も厚く、一般財団法人上月財団が実施する「クリエイター育成事業」の選考委員に就任しています。自らが切り拓いてきた作画表現のノウハウを、次世代の若き才能へと還元するメンターとしての重責も果たしています。