テーブルマナー食べ終わりの真実|ナプキンを綺麗に畳むとNgな理由と作法

テーブルマナー食べ終わりの真実|ナプキンを綺麗に畳むとNgな理由と作法

テーブルマナー食べ終わりの真実|ナプキンを綺麗に畳むとNgな理由と作法の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

コース料理を食べ終えた際、使い終わったナプキンを丁寧に四角く折り畳んでテーブルに置いていないでしょうか。日本の「使ったものは元通りに美しく片付ける」という美徳からすると自然な行動に思えますが、西洋のテーブルマナーにおいて、ナプキンを綺麗に畳んで置く行為は「料理が口に合わず、サービスにも満足できなかった」という強烈な不満の表明と解釈されます。

この作法には、「あまりに見事な料理と素晴らしいもてなしに感動し、ナプキンを畳むことすら忘れて余韻に浸ってしまった」という感謝を表現するために、あえて無造作に置くという歴史的背景が存在します。几帳面に畳んでしまうと、「ナプキンを整える余裕があるほど退屈で不満の残る食事だった」という皮肉なメッセージになってしまうのです。

ナプキンの置き方(食べ終わり)としては、角を少しずらして軽くまとめ、テーブルの右手側(またはデザート皿のあった正面)にふわりと置くのが正解です。汚れがひどい部分は内側に軽く巻き込み、同席者の視界に入らないよう配慮するのが洗練された大人の気配りです。

なお、テーブルマナーにおける食事中と食後の違いとして、中座時の扱いも混同されがちです。食事の途中で席を立つ際(中座時)は「ナプキンを椅子の座面、または背もたれ」に置きます。テーブルの上にナプキンを置く行為そのものが「食事を完全に終了した」というサインになるため、まだ戻って食事を続ける段階でテーブル上へ置くのは避けなければなりません。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。