リリースから10年以上が経過した現在も、ネット上やコミュニティでは本作に対する熱狂的な言及が絶えません。SNS、5ちゃんねる、知恵袋などの投稿を分析すると、リスナーの層によって受け止め方が2つのフェーズに分かれていることが浮き彫りになります。
リアルタイムでCDを手に取った30代〜40代のリスナーからは、「仕事が忙しくなり、恋人に冷たく当たって別れてしまった当時の自分と重なって今でも直視できない」「車の運転中に流れると、イントロの明るさとサビの歌詞の落差で涙が溢れる」といった、自身の苦い実体験と結びついた痛烈な共感が目立ちます。
一方で、サブスクリプションやショート動画を介して出会った10代〜20代の若い世代からは、「アップテンポなのに言葉が重くて刺さる」「荒井萌さんのMVの表情が切なすぎて何回もループしてしまう」という純粋な楽曲クオリティへの驚きが投稿されています。単なる懐メロとして消費されるのではなく、いつの時代も変わらない「失ってから気づく人間の愚かさ」を描いたエバーグリーンな名曲として、確固たる評価を確立しています。