彼の運命を決定づけたのは、当時若きプロデューサーとして台頭していたショーン・コムズとの出会いだった。コムズはビギーの圧倒的なラップスキルに魅了され、自ら立ち上げたバッド・ボーイ・レコーズの第一弾アーティストとして彼を世界へと送り出した。
商業的なキャッチーさとストリートの生々しさを融合させた彼らのサウンドプロデュースは、当時の音楽エンターテインメント業界に大激震をもたらした。デビューアルバム『Ready to Die』のヒットは、停滞していた東海岸ヒップホップに再び光を当て、全米の音楽チャートを瞬く間に席巻することとなる。