11Pmの裸演出と過激シーンの真相|昭和深夜番組が挑んだ限界

11Pmの裸演出と過激シーンの真相|昭和深夜番組が挑んだ限界

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『11PM』を語る上で欠かせないのが、日本テレビ(東京制作:月・水・金)と読売テレビ(大阪制作:火・木)による曜日別制作体制です。両局の強烈なライバル意識が、番組のクオリティとお色気表現を極限まで研ぎ澄ませる原動力となりました。

項目日本テレビ制作(月・水・金)読売テレビ制作(火・木)メディア論的評価・影響メイン司会者大橋巨泉愛川欽也(藤本義一とともに牽引)知性派と人情派の鮮やかな対比演出トーン&テーマジャズ、競馬、麻雀、ゴルフ、釣り、海外リゾートなど洗練された男の趣味突撃取材、風俗ルポ、オピニオン論争、前衛的な裸体美の追究都会的ダンディズム対ナニワの反骨精神お色気・露出度合プレイボーイ誌的な洗練されたヌード・グラビア感覚温泉中継、ボディペインティング、過激な実験企画大阪版が過激化を牽引し全国的な話題を独占平均世帯視聴率10%〜15%前後(深夜帯としては異例の高水準)12%〜18%前後(企画によって20%超を記録)ゴールデンタイムに匹敵する影響力を保持

大橋巨泉氏は後年の回顧録などで、「自分が担当する曜日は単なるエロではなく、人生を豊かにする趣味と遊びの哲学を提示していた」と語っています。一方で愛川欽也氏と作家の藤本義一氏がタッグを組んだ大阪版は、人間の業や欲望を赤裸々に描く前衛的な演出で視聴者を釘付けにしました。この両輪があったからこそ、番組は20年以上にわたる長寿を保つことができたのです。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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