Q1:ニューイヤーコンサートで手拍子が行われなかった年はありますか?
A1:極めて稀ですが存在します。2005年は前年末に発生したスマトラ島沖地震の津波被害に対する哀悼の意を表し、演奏自体が見送られました。また、新型コロナウイルスの影響で無観客開催となった2021年(リッカルド・ムーティ指揮)は、客席からの手拍子がない静寂の中での演奏となり、歴史的な記録映像となっています。
Q2:手拍子のタイミングを間違えないためのコツはありますか?
A2:最も確実なのは「指揮者の上半身の動きを凝視すること」です。指揮者が客席を向いて大きく両手を振っている時だけ叩き、オケの方向を向いた時や、手首を小さく振って音量を抑える仕草をした時は、即座に手拍子を止めるか小さくするのが鉄則です。
Q3:なぜ軍歌だった曲がこれほど平和的なお祝いの曲になったのですか?
A3:初演当時の政治的な意味合いは時代の変遷とともに薄れ、息子のシュトラウス2世らによってウィーン情緒豊かなエンターテインメント音楽へと再構築されたためです。現在では軍事的な意図を離れ、世界共通の「新しい年の始まりを寿ぐ歓喜の音楽」として受容されています。