那須エリアに点在するステーキハウスの中で、独自の存在感を放ち続ける二大巨頭が存在します。それが、昭和の職人魂を頑なに守るステーキハウス寿々木と、知る人ぞ知る那須ステーキ穴場隠れ家として名高いステーキあかうんと那須です。
那須塩原寄りの静かな通りに佇む「ステーキハウス寿々木」は、精肉店直営の強みを極限まで活かした名店。カウンター越しに店主が肉塊を切り分け、鮮やかな手さばきで焼き上げるスタイルは圧巻です。「肉は焼く直前の温度管理と、休ませる時間がすべてを決める」と語る厨房の空気感には一切の妥協がありません。提供される肉は、見事な霜降りを持ちながらも脂が驚くほど軽やかで、噛み締めるごとに濃厚な赤身の旨味が溢れ出します。これこそが、食通たちの間でとちぎ和牛ステーキ名店として名前が真っ先に挙がる理由です。
一方、那須高原の木立の中にひっそりと暖簾を掲げる「ステーキあかうんと」は、別荘オーナーやリピーターが秘密にしておきたいと口を揃える隠れ家。喧騒から完全に切り離された落ち着いた空間で、選び抜かれた極上のヒレやサーロインをじっくりと味わえます。派手な宣伝を行わないにもかかわらず、那須和牛ステーキ評判の口コミで常に熱狂的な支持を集めている理由は、ひとえに肉の仕立ての美しさと、口中でとろけるような滑らかなテクスチャーにあります。これら2店舗に共通するのは、肉のポテンシャルを最大限に引き出す職人技術の確かさです。