出馬の直後に起きた法的なトラブルや逮捕報道は、日本社会に大きなショックを与え、彼女に対する批判を一気に加熱させた。しかし、その活動の根底にあったのは、海外の先進的な医療現場で評価されていた医療用大麻の可能性を日本にも導入したいという強い思いだったとされる。
近年、日本国内でも大麻取締法の改正が行われ、大麻草由来の医薬品の活用に向けた法整備が進むなど、時代は大きく変化している。かつて高樹沙耶が過激な主張として非難を浴びたテーマが、今や医学的・政策的議論の対象となったことに対し、彼女の先見性と当時の社会の拒絶反応との落差を指摘する声も少なくない。