現在、若い世代の映像監督や新進気鋭の演出家たちが、こぞって彼との仕事を望んでいるという。その最大の理由は、彼が持つ「柔軟すぎる対応力」と「作品全体を俯瞰するプロデュース目線」だ。
自分のエゴを押し通すのではなく、作品が求めているトーン&マナーを完璧に察知し、監督の意図を超えた表現を現場で提示してみせる。提示されたアイデアに対して瞬時にいくつものバリエーションで応えるレスポンスの速さは、現場のクリエイターにとって最高の刺激となる。若手の尖った才能を受け止めつつ、作品のクオリティを一段上に引き上げる触媒としての役割を完璧に果たしているのだ。