Q1:水挿しの水は水道水のままで良いですか?カルキ抜きは必要ですか?
A1:カルキ抜きをしていない汲みたての水道水をそのまま使用してください。水道水に含まれる微量の塩素には雑菌の繁殖を抑える殺菌効果があり、腐敗を防ぐ上で極めて有利に働きます。浄水器の水や汲み置きの水はかえって水質悪化を早めるため推奨されません。
Q2:発根促進剤(ルートンやメネデール)は絶対に必要ですか?
A2:必須ではありませんが、使用することで成功率は体感で10〜15%向上します。特に気温がやや不安定な時期や、少し硬めの枝を使用する際には、切り口に粉末の発根促進剤(ルートン等)を薄く塗布して土に挿すか、希釈したメネデール水溶液で水揚げを行うと劇的な効果を発揮します。
Q3:剪定した枝をそのまま花壇の土に直接挿してもつきますか?
A3:活着する確率は極めて低く、10〜20%以下に落ち込みます。庭土や古い花壇の土には無数の有機物、カビ菌、微生物が生息しており、傷口から侵入して瞬く間に枝を腐らせます。必ず清潔な鹿沼土やバーミキュライトを満たした育苗ポットで初期発根させてください。
Q4:水挿しから土に植え替えた直後、葉が垂れて元気がなくなりました。
A4:水中で形成された「水根」が土壌環境に適応できず、一時的な脱水症状を起こしているサインです。植え替え後1週間は直射日光を避け、表土が乾く前にしっかり水やりを行ってください。また、透明なビニール袋をふんわりと被せて湿度を保つ(密閉挿しに近い環境を作る)ことで、蒸散を抑えて回復を促せます。