2000年代半ばから2010年代初頭にかけて、日本の音楽シーンは劇的な変革期を迎えていた。その中心で疾走していたのがJ-ROCK・オルタナティヴ・ロックの雄たちである。キャパシティ約1,700人という絶妙なサイズ感は、アリーナ級のスケールへと羽ばたく直前のバンド群にとって、最高の登竜門であり真剣勝負の場だった。
ツアーの初日やファイナル、ファンクラブ限定のプレミアムライブなど、数々の特別なお祝いや記念公演がここで組み込まれた。濃密な密室感が生み出す爆発的な熱気は、ステージとフロアの垣根を溶かし、数々の歴史的名演を生み出す原動力を与えていた。