プロ6年目を迎えた来田涼斗の現在は、まさにキャリア最大の転換期にあります。チームの外野陣が世代交代と激しいポジション争いを繰り広げるなか、首脳陣が最も期待を寄せる左の長距離砲として連日熱い視線が注がれています。
高卒1年目に記録した「一軍初打席・初球本塁打」という鮮烈なデビュー以降、ファームでは幾度となくハイレベルな数値を叩き出しながらも、一軍のトップレベルが投じる切れ味鋭い変化球や厳しい内角攻めに苦しむ時期が続きました。しかし、春季キャンプから徹底して取り組んできた打撃フォームのコンパクト化と下半身主導のスイングが結実し、確実性と長打力の両立が高い次元で噛み合い始めています。
報道各社の取材や現場首脳陣の談話によると、以前見られた強引な引っ張り一辺倒の打撃から、広角に強い打球を放てるアプローチへとモデルチェンジを果たしました。打席内での選球眼も格段に向上しており、単なる一発狙いではない「計算できる中軸候補」として首脳陣の信頼を勝ち取っています。