いきものがかり『ブルーバード』が世界で愛され続ける真の理由

いきものがかり『ブルーバード』が世界で愛され続ける真の理由

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『ブルーバード』は、2008年7月9日にリリースされたいきものがかりの10thシングルです。当時、メジャーデビューから『SAKURA』『茜色の約束』『花は桜 君は美し』といった情緒的で美しいバラード・ミディアムナンバーで高い評価を得ていたバンドにとって、この楽曲は新たな地平を切り拓く極めて挑戦的な一手でした。

作詞・作曲を手掛けたリーダーの水野良樹氏は、テレビアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングテーマ(第54話〜第77話)のオファーを受けた際、作品の持つダークで過酷な宿命、そして登場人物たちが背負う葛藤に深く寄り添うメロディを構築しました。当時の制作エピソードとして語られているのは、従来の「爽やかで親しみやすいポップユニット」というパブリックイメージを良い意味で裏切る、圧倒的な切なさとスピード感の追求です。

ボーカルの吉岡聖恵氏がマイクの前に立った際、楽曲の持つ凄まじい推進力に負けない力強いストレートトーンを放ち、哀愁のメロディとロックサウンドが見事に融合。リリース直後からオリコンウィークリーチャートで上位にランクインし、バンドの代表曲としての地位を確固たるものにしました。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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