近年の新型車はオートライト機能が保安基準で義務化されており、「自動で消えるはずなのに、なぜバッテリーが上がったのか」と疑問を抱くドライバーが増加しています。実は、最新設計の車両であってもオートライトの消し忘れ原因になり得る死角が複数潜んでいます。
最も多いのが、点検時や対向車への配慮などでスイッチを「AUTO」から手動の「ON(常時点灯)」位置へ意図的に切り替え、そのまま走行・駐車してしまうケースです。常時ONモードになっている車両は、キーを抜いたりパワースイッチをOFFにしたりしても、ライトが消灯しない設計のまま残されている車種が依然として存在します。
また、近年の車に搭載されている「降車時自動消灯(ドア連動オートカット)」の作動条件を満たしていない場合も事故に繋がります。例えば、運転席以外のドアから荷物を取り出してそのまま立ち去った場合や、半ドア状態が検知されたままだと、コンピューターが「まだ乗員が車内にいる」と判断してライトを点灯させ続けることがあります。機械に過度の信頼を寄せず、降車時は振り返って目視で消灯を確認する原始的な習慣こそが、最大の防衛策となります。