今井ゆうぞうさんを語る上で欠かせないのが、同時期に5年間を共に走り抜けた第19代歌のお姉さん・はいだしょうこさんとの特別なパートナーシップです。「宝塚歌劇団出身」のはいださんと「劇団四季出身」の今井さんという、日本の舞台芸術の最高峰を経験した二人のデュエットは、子ども向け番組の枠を遥かに超えた高い芸術性を誇っていました。
番組内では息の合ったハーモニーを聴かせる一方、生放送やコンサートでは天然なはいださんを今井さんが温かくフォローする兄妹のような掛け合いが親しまれました。伝説となった「スプーの絵描き歌」のハプニング時にも、笑いを堪えきれずに震えながらも懸命に番組を進行させた今井さんの姿は、今なおファンの間で温かい語り草となっています。
突然の訃報を受け、はいだしょうこさんは自身のSNSで痛切な追悼コメントを発表しました。
「まだ気持ちの整理がつきません。ゆうぞうお兄さんと一緒に過ごした5年間は、私の人生の大切な宝物です。いつも優しく包み込んでくれて、引っ張ってくれたお兄ちゃんのような存在でした」
飾らない言葉で綴られた深い感謝と喪失感は、二人が築き上げた信頼関係の深さを物語っており、多くの人々の涙を誘いました。