CoD:MWでオンラインに繋がらない事態が発生した際、まず見極めるべきは「問題がサーバー側にあるのか、それともクライアント(プレイヤー)側にあるのか」という境界線です。接続プロセスの根幹には、認証サーバー、マッチメイキングサーバー、そして各地域のゲームインスタンスサーバーという多層的なインフラが関わっています。
大規模なアクセス集中や海外データセンターでのルーティング障害が発生すると、Activisionサーバー全体でダウンタイムが生じます。特に新シーズン開幕時やパッチ配信直後は、全世界から数百万規模の同時アクセスが殺到するため、認証キューがパンクし、一見するとローカル回線の不調に見える接続エラーが頻発する構造になっています。
一方、サーバーが正常稼働しているにもかかわらず接続できない場合は、クライアント側とサーバー間のパケット到達性に問題が生じています。近年の国内光回線で主流となっているIPv4 over IPv6(IPoE)環境におけるポート共有制限や、プロバイダ側による混雑時のUDPパケット破棄が、CoD独自の通信プロトコルと衝突しているケースが現場の取材でも数多く報告されています。