実写ドラマ版で主演を務めた本郷奏多の真に迫る演技は、今なおファンの間で語り継がれている。クールな知性と泥臭い情熱を併せ持つ主人公・近藤役を演じるにあたり、彼は撮影前に自衛隊特有の敬礼や歩調の合わせ方、所作を徹底的に身体に叩き込んだという。
現場での撮影秘話として、キャスト陣が実際に防衛大の訓練を模したハードな撮影に挑むなかで、役柄を超えた本物の連帯感が生まれたことが明かされている。撮影合間に互いの装備や容儀をチェックし合う姿は、まさに防衛大学校の「対番関係」そのものであり、その熱量が画面越しに観客へ伝わったからこそ、ロングヒットへと繋がったのだ。