長年、ファンの間では「なぜ工藤新一と怪盗キッド(黒羽快斗)の顔や声は瓜二つなのか」という疑問が議論され続けてきました。単なる「原作者の絵柄・スターシステム」と捉える見方も根強く存在していましたが、劇場版『100万ドルの五稜星』のラストシーンにおいて、公式から決定的な血縁の真相が明かされました。
結論から言えば、工藤新一と黒羽快斗は「実の従兄弟(いとこ)」です。その背景にある親世代の構造は以下の通りです。
- 新一の父である世界的大作家・工藤優作と、初代怪盗キッドである黒羽盗一は、実は一卵性の双子の兄弟である。
- 両親の離婚により、優作は父親側に、盗一は母親側に引き取られて別々の姓を名乗ることとなった。
- したがって、優作の実子である工藤新一と、盗一の実子である黒羽快斗は血縁上の従兄弟同士にあたる。
この事実により、これまで原作やアニメで散りばめられていた不自然なまでの符合――「初代怪盗キッドの名付け親(名付け親=優作がシークレットナンバー『1412』を『KID.』と誤読した)」「優作と盗一の謎めいた文通関係」「新一の母・有希子に盗一が変装術を指南した経緯」――のすべてが一本の線でつながりました。