自家製ジャムで最も多いトラブルが「せっかく作ったのに数週間で表面に白いカビが生えてしまった」という失敗です。糖度を低く抑えてヘルシーに仕上げたジャムほど、微生物が繁殖しやすくなります。安全に長期間楽しむための保存技術をマスターしましょう。
1. 瓶詰め保存なら「煮沸消毒と脱気」を徹底
常温や冷蔵で保存する場合は、耐熱ガラス瓶とフタを鍋の底から沸騰させた湯で5分以上煮沸消毒し、清潔なふきんの上で完全乾燥させます。ジャムが熱いうちに瓶のフチすれすれまで注ぎ、フタを軽く閉めて再度瓶ごと数分湯煎にかけて空気を抜く(脱気)ことで、密閉度が格段に上がります。
2. 最も安全なのは「ジップロックでの冷凍保存」
カビのリスクを完全にゼロにしたい場合は、完成した梅ジャム自体を冷凍保存するのがベストです。粗熱を取ったジャムをフリーザーバッグ(ジップロック等)に入れ、空気を抜いて平らにして冷凍庫に入れます。
ジャムに含まれる糖分のおかげで、マイナス18度の冷凍庫に入れてもカチカチには凍らず、スプーンが入る程度の適度な硬さを保ちます。必要な分だけ清潔なスプーンですくい取ってそのままトーストに塗ったり、冷蔵庫へ移して自然解凍するだけで、作りたての風味がいつでも蘇ります。