若年層を中心に世界的な流行を見せるSNSアプリ「BeReal」は、1日1回不定期に届く通知から2分以内に、インカメラとアウトカメラで同時に撮影した写真を無加工で投稿する仕組みを特徴としています。「飾らない日常を共有する」というアプリの特性が、金融機関という最も秘密保持が求められる職場において仇となりました。
発端は、西日本シティ銀行に勤務する若手女性行員のアカウントから、営業時間中あるいは業務時間前後の銀行内部で撮影された写真が投稿されたことでした。投稿画像には行員の姿だけでなく、デスク周りや端末機器、行内の執務スペースが鮮明に写り込んでおり、これがスクリーンショットとしてX(旧Twitter)や掲示板へ転載されたことで瞬く間に拡散しました。
本来であれば私有スマートフォンの持ち込みや使用が厳格に制限されているはずの執務エリアで、気軽にSNS撮影が行われていたという事実は、預金者や取引先をはじめとする多くの人々に強い不信感を与える結果となりました。