日本の芸能史を振り返る上で、絶対に外せない伝説的な存在が石田純一と火野正平だ。彼らが残したエピソードは、今なお語り継がれる独自の恋愛美学に満ちている。
石田純一は「不倫は文化」というセンセーショナルなフレーズ(真相はメディアによる切り取りも含め大きな議論を呼んだ)とともに、バブル期から平成にかけての洗練されたトレンディドラマの顔として一世を風靡した。彼のすごさは、どんなバッシングを受けても失われない品格と、女性に対してどこまでも紳士的であり続ける姿勢にあった。
一方で、昭和から平成にかけて数々の大女優やタレントと噂された火野正平は、まさに元祖・艶福家の筆頭と言える。憎めない笑顔と気さくで気取らない人柄は、共演した女性たちをことごとく魅了した。決して相手を傷つけず、別れた後も悪口を言わせない彼のスタイルは、芸能界における一種の伝説として語り継がれている。