交流戦の醍醐味の一つは、両リーグ全体の力関係を示すセパ対戦成績 勝ち越し数の推移です。過去の歴史を振り返ればパ・リーグが大きく勝ち越すシーズンが目立ちましたが、近年はセ・リーグ各球団の戦術的アップデートや球速帯の向上により、拮抗した戦いが増加しています。
ペナントレース全体を俯瞰した際、最も影響力を持つのがセ・リーグ パ・リーグ 貯金数の移動です。同一リーグ内の対戦では絶対に増減しない「リーグ全体の総貯金」が、交流戦の勝敗によって一気に片方のリーグへと偏る構造を持ちます。交流戦で大きく負け越した球団は、リーグ戦再開後に借金返済へ追われる心理的重圧を背負い、逆に貯金を作ったチームは主導権を握ったまま夏場の天王山を迎えられるという明確な格差が生まれます。