ビントロとは何の魚?本マグロとの違いや安い理由・危険性を解説

ビントロとは何の魚?本マグロとの違いや安い理由・危険性を解説

ビントロとは何の魚?本マグロとの違いや安い理由・危険性を解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

ビントロの原料となっている魚の標準和名は「ビンナガマグロ(学名:Thunnus alalunga)」です。市場や一般家庭では「ビンチョウマグロ」や「トンボマグロ」とも呼ばれます。体長は成魚でも約1メートル、体重は15〜30キロ前後と、マグロ類の中では最も小型の部類に属します。

「ビン」とは日本語で「鬢(耳の横の髪の毛)」を意味し、胸びれが非常に長く、泳ぐ姿がまるで鬢をなびかせているように見えることからその名が付けられました。かつてビンナガマグロは身が白っぽく柔らかすぎるため、生食用の刺身としてはほとんど流通せず、主に「シーチキン(ホワイトミート)」などの高級ツナ缶原料として欧米や国内向けに加工されていました。

転機が訪れたのは1980年代後半から1990年代にかけてです。急速冷凍技術の進化と回転寿司チェーンの急拡大に伴い、「脂の乗ったビンナガマグロの腹身や身肉」が「ビントロ」として商品化され、一躍大人気ネタへと登りつめました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。