インターネット上でよく検索される「オチガビ カーブドッチ 関係」というキーワード。これについて一部で「系列店なのか?」「経営母体が同じなのか?」といった誤解が見受けられますが、事実関係は明確です。
前述の通り、落希一郎氏は新潟県の「カーブドッチ・ワイナリー」の共同創業者であり、同社を日本屈指のワイナリーリゾートへと育て上げた立役者です。しかし、2010年代初頭にカーブドッチの経営から離れ、北海道余市へ完全移住して立ち上げたのが「オチガビワイナリー」です。
したがって、両ワイナリーは現在、資本的な親子関係や直営関係にあるわけではありません。しかし、「ブドウ畑に囲まれた美しい景観の中で、ワインと食事、宿泊をトータルで楽しむ滞在型ワイナリー」というコンセプトの根底には、落氏が一貫して追求してきた哲学が色濃く息づいています。日本のワイン文化に「滞在型リゾート」という新たな価値をもたらしたDNAが、新潟から余市へと受け継がれ、独自の進化を遂げたものがオチガビであると言えます。