RADWIMPSという特異な存在を語る上で欠かせないのが、バンドの成り立ちとメンバーの変遷です。RADWIMPS バンド名の由来は、スラングの「RAD(最高な、すごい)」と「WIMP(弱虫、意気地なし)」を組み合わせた造語であり、「かっこいい弱虫」「見事な意気地なし」といった逆説的な意味合いが込められています。
2001年、当時高校生だった野田洋次郎(Vo/Gt)と桑原彰(Gt)を中心に結成されたのがバンドの始まりでした。しかし、高校卒業やメンバーの大学進学、野田自身の海外留学・受験に伴い、バンドは一時的な活動休止を余儀なくされます。
その後、2004年に活動を再開するにあたり、洗足学園音楽大学でジャズを学んでいた武田祐介(Ba)と山口智史(Dr)が加入。このメンバー変遷によってリズム隊の演奏力と音楽理論の厚みが圧倒的に増し、現在のRADWIMPSが誇るプログレッシブで緻密なアンサンブルの基盤が完成しました。メンバー全員の卓越したプレイヤビリティと野田の卓越したソングライティングが融合したことで、メジャーシーンへ打って出る準備が整ったのです。