報道関係者の調査や当時の公式発言を総合すると、髙地優吾さんが通っていたのは東京都町田市にキャンパスを構える私立の和光大学です。在籍していたのは現代人間学部で、専攻は身体環境共生学科(※現在の学科再編前の名称)でした。
多くの芸能人が選択しがちな文学部や芸術学部、経済学部ではなく、「身体と環境の共生」というユニークな実学を選んだ点に、髙地さんならではの明確な価値観が表れています。同学科では、エコロジー、自然環境と人間の関わり、福祉、まちづくり、さらには野外スポーツや体験学習などを総合的に学びます。
大学受験情報各社のデータによると、和光大学現代人間学部の偏差値は35.0〜37.5前後で推移しています。決して難関進学私大として名が通っているわけではありませんが、和光大学は古くから自由な校風と少人数教育、独自の視点を持つ研究者やクリエイターを多数輩出してきたことで知られる個性派大学です。
学歴という形式的なブランド力や記号的な偏差値を競うのではなく、「自分が現場で何に触れ、何を体験して身につけたいか」という極めて現実的で地に足のついた学習意欲によって進学先を選択していたことが、専攻学科のカリキュラムからも読み取れます。