蛇口の「ドン」は配管破裂の予兆?ウォーターハンマー現象の原因と対策

蛇口の「ドン」は配管破裂の予兆?ウォーターハンマー現象の原因と対策

蛇口の「ドン」は配管破裂の予兆?ウォーターハンマー現象の原因と対策とはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

軽度の異音であれば、大掛かりなリフォームを行わずともウォーターハンマーを自分で直すことが可能です。工具をほとんど使わずに実践できる3つのステップを解説します。

ステップ1:止水栓・元栓の絞り込みで流速を落とす

最も手軽で即効性があるのが、蛇口や便器、洗濯機につながる給水管の「止水栓」をマイナスドライバー等で少しだけ閉める方法です。水圧と流速を適度に下げるだけで、弁が閉まった際の衝撃エネルギーが劇的に緩和されます。ただし、お風呂のシャワー水圧や給湯器の作動最低流量を損なわないよう、水量を確かめながら微調整してください。

ステップ2:洗濯機用・水栓用「水撃低減器具」の取り付け

洗濯機の給水ホース接続部や混合水栓の分岐部に、衝撃吸収構造を持った水撃低減器具(おすすめはボンパミニ等のアレスター製品)を設置します。内部に特殊な緩衝材(空気室やダイヤフラムバネ)が内蔵されており、水流が急停止した瞬間のサージ圧をクッションのように吸収してくれます。

一般的な水撃防止器の設置方法は極めてシンプルです。水道の元栓を閉めた後、洗濯機給水水栓とホースの間にアタッチメントとしてねじ込むだけで、DIY初心者でも10分程度で完了します。

ステップ3:トイレの水撃音解消アプローチ

トイレの水撃音解消には、タンク内の給水装置である「ボールタップ」の交換や止水栓の開度調整が有効です。旧式のピストン型ボールタップから、給水の止まり方が緩やかな最新のダイヤフラム式ボールタップに交換することで、洗浄完了時の「ゴン」という衝撃音を大幅に抑え込むことができます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。