2026年の入試戦線を語る上で外せないのが、伝統校の改革だ。別学から共学への移行や、IT・サイエンスに特化した新学科の開設が相次いでいる。これにより、これまで比較的緩やかだった偏差値帯の学校が、一躍人気校へと変貌を遂げる事例が報告されている。
特に女子校の共学化は、周辺エリアの共学志望者の受け皿となり、勢力図を大きく塗り替える。新しい校舎や制服のリニューアルといったソフト面の刷新も、多感な中学生の心を掴む大きな要因だ。偏差値の数字だけでは測れない「通いたくなる魅力」が、実質的な競争率を引き上げている。