舘ひろしさんの家庭生活を語る上で欠かせないのが、テレビのトーク番組などで本人が明かしてきた徹底したマイルールとユニークな生活習慣です。
舘さんは自宅においても「ヨレヨレのTシャツやスウェット姿」でくつろぐことは絶対にありません。朝起きるとすぐにシャワーを浴び、室内では常に上質なバスローブを身に纏います。妻の前で無防備な裸体を晒すことはなく、常に清潔で身だしなみの整った状態をキープしていると語っています。
この徹底した美学を支えているのが、幸子夫人の卓越した包容力とユーモア感覚です。一般的に、夫が家の中でも完璧主義を貫けば、共同生活を送る配偶者は息苦しさを感じかねません。しかし、幸子さんは舘さんのそうしたこだわりを「ひろし君の個性」として自然に受け止めているといいます。
舘さんが朝食に好むトーストの焼き加減や淹れたての珈琲を静かに用意しつつも、過剰な干渉はしない。舘さんが自宅の書斎で台本の読み込みに没頭している間は、妻も自らの趣味や交友関係に時間を充てる。お互いに個室を持ち、踏み込みすぎないパーソナルスペースを確保していることこそが、30年近く摩擦なく良好な関係を保ち続ける秘訣となっています。