アニメのみならず、現代のゲームカルチャーを牽引する大作タイトルにおいても、小原好美のボイスはプレイヤーにとって欠かせない象徴となっています。
オープンワールドRPG『原神』で演じるモナ(アスタリスト・モナ・メギストス)は、誇り高き天才占星術師でありながら、極度の金欠でお腹を鳴らすコミカルな一面を持つ人気キャラクターです。小原は、貴族的な気品と凛とした知性をベースに据えつつ、貧乏生活に焦る可愛らしいニュアンスを絶妙な塩梅でブレンドし、世界中の旅人(プレイヤー)から愛される立体的なキャラクターへと昇華させました。
また、育成シミュレーションRPG『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』のアロナ、そして物語の進行に伴って登場したプラナの演じ分けも秀逸です。メインナビゲーターとしてプレイヤーを励ますアロナの天真爛漫で透き通るような明るさに対し、プラナでは感情を抑えた静謐なトーンを提示。同一の声質をベースにしながらも、息の混ぜ方やイントネーションの重心を変えることで、完璧な差別化を成し遂げています。