石田ゆり子さんのペットアカウントが一般的な著名人のSNSと一線を画している最大の要因は、茶トラ猫・ハニオの視点から書かれる「ひらがな主体のユニークなアフレコ(語り)」にあります。
「おかあさん、ぼくは ここに います」「きょうも おかあさんは いそがしそうでした」といった、少し不器用で真っ直ぐな言葉遣いは、石田さんが動物たちの表情や仕草を繊細に観察しているからこそ生み出される表現です。この投稿スタイルは瞬く間にファンの心を掴み、2021年には日々の記録をまとめた書籍『ハニオ日記』(全3巻・扶桑社)として出版されました。
特筆すべきは、石田さんが自らの印税全額を保護動物のための活動資金やシェルターへの寄付に充てている点です。書籍のあとがきや各種インタビューでも触れられている通り、「動物たちのおかげで生まれた本だからこそ、動物たちの未来のために還元する」という首尾一貫した姿勢は、多くの読者や動物愛護関係者から深い敬意を集めました。