このエリアの魅力を語る上で外せないのが、地域に寄り添って走る江ノ島電鉄株式会社の存在だ。レトロな車窓から見える海と街並みは、数々の名作の舞台としても知られている。アニメ『SLAM DUNK』の踏切や、切なくも美しい映画『海街diary』に登場したノスタルジックな風景が、訪れる者の旅情を否応なくかき立てる。
聖地巡礼のついでに立ち寄れるアクセスの良さも手伝い、伝統的なコミュニティ型のフリーマーケットでありながら、常に新しい世代や外国からの旅行者を取り込み続けている。古いものを愛し、大切に次へと受け継ぐ文化が、この鉄道路線と共に息づいているのだ。