そこで活躍するのが、パソコン引っ越しやデータ移行専用に開発された「USBリンクケーブル」です。外見は一般的なケーブルに似ていますが、ケーブルの中央部やコネクタ内部に専用のブリッジコントローラーICが組み込まれています。
このコントローラーが双方のPCに対して自身を仮想的なデバイスとして認識させ、電源ラインを電気的に遮断しながら、データ通信パケットだけを安全に相互変換してやり取りします。これにより、ハードウェアを壊すことなく安全なデータ転送ルートが確立されます。
さらに、多くの製品はケーブル内部のフラッシュメモリに転送用ドライバーと管理ソフトウェアを格納しています。PCに接続するだけで自動的にプログラムが立ち上がるプラグアンドプレイ設計となっており、初心者でも面倒なネットワーク設定やドライバーの事前ダウンロードなしですぐに作業を開始できます。