事件が発生したのは2021年8月、エキシビションマッチの試合開始前のことだった。ベンチ裏で手を出された井口は、ショックと怪我の影響により、予定されていた試合への出場を取りやめて不自然に姿を消した。異変を察知した球団首脳陣が事情聴取を行ったことで、事態は急速に表面化する。
球団側は事態の深刻さを重く受け止め、統括団体である日本野球機構(NPB)への報告と同時に、中田に対して全試合の出場停止処分を科した。現役の主力が同僚への暴行で処分を受けるという前代未聞の事態に、ファンや関係者の間には衝撃と失望が広がった。