モビリティの電動化が進む2026年現在、SA・PAの役割は新たな転換期を迎えている。電気自動車(EV)の普及に伴い、単なるガソリン給油所の維持だけでなく、高出力マルチ急速充電器の大量設置が命題となった。NEXCO中日本やNEXCO東日本をはじめとする道路会社は、主要なSA・PAにおける充電待ち渋滞の解消に向け、電力インフラの増設を急ピッチで進めている。
国土交通省が推進する「スマートロード」構想のもと、自動運転車専用の優先駐車枠や、車内で仕事ができるテレワークブースの導入など、デジタル時代に対応した次世代型休憩施設の整備が進む。単に車を止めて休む場所から、移動の質を高めるテクノロジー拠点へとSA・PAの機能分化が加速している。