なぜこのタイミングで、現役チャンピオンと日本人NBA選手を擁するチームの対戦が実現したのか。そのNBA日本開催理由と経緯には、楽天グループとNBAによる包括的パートナーシップの存在がありました。
楽天は2017年にNBAとのパートナーシップ契約を締結し、日本国内での独占配信権を取得するとともに、ウォリアーズのユニフォームスポンサー(ジャージパッチスポンサー)としても巨額の投資を続けてきました。八村塁のNBA入りや渡邊雄太の活躍により日本国内のバスケットボール熱が最高潮に達していたタイミングで、コロナ禍の中断を経て満を持して実現させたのがこの2022年のジャパンゲームズでした。
NBAジャパンゲームズ歴代対戦カードを振り返ると、1990年に開催されたフェニックス・サンズ対ユタ・ジャズという米国プロスポーツ初の海外公式戦に始まり、マイケル・ジョーダン擁するブルズ旋風の時代を経て、2019年にはヒューストン・ロケッツ対トロント・ラプターズが実現しています。2022年大会は、その長い歴史の中でも「現役日本人選手が主力として母国凱旋する」という、日本のバスケ界にとって決定的な転換点となる記念碑的イベントでした。