今や情報番組のご意見番やバラエティの顔としても親しまれる梅沢富美男ですが、若い頃の画像や舞台写真を見た現代の若年層からは、驚きの声が絶えません。SNS上では「白磁のような肌と鋭くも切ない目元が美しすぎる」「もはや芸術品の域」といった称賛が定期的にバズを生み出しています。
その人気を決定づけたのが、1982年にリリースされた大ヒット曲『夢芝居』でした。作詞・作曲を小椋佳が手掛けたこの楽曲は、幻想的なメロディと富美男の憂いを帯びた歌声が完璧に合致し、翌1983年の『NHK紅白歌合戦』初出場へとつながります。歌番組で男の色気漂う着物姿で歌い上げ、舞台では一転して極上の女形へと変貌を遂げる姿は、当時の日本のお茶の間に強烈なインパクトを残しました。
ブロマイドの売上はトップアイドル並みの数字を記録し、大衆演劇界の枠を完全に飛び越えたスーパースターとして、日本中の視線を集めることになったのです。